なんだか今回の騒動、動画を見ただけではそんなに騒ぐことではないのでは…と個人的に思ってしまったのですが、もともとお騒がせデザイナーの2人組だったということで、少し調べてみました。
動画の後のコメントが火をつけた!
問題の動画の後のSNSのコメントがこの炎上をさらに盛り上げてしまったようです。当時ガッバーナ氏のインスタグラムはハッキングされていたそうですが、問題動画に対しての女性のコメントに「脳みそが固いのか?」「中国はクソの国だ…」などの暴言で返信をしたガッバーナ氏。
このことが問題動画よりも炎上したようです。
たしかに、ハッキングされていたとはいえこれは無いでしょ、と思います。ていうか、ハッキングって嘘でしょ!って誰もが思いますもんね。
なんだかその後に投稿された謝罪動画も上から目線が否めない感じですね。
11月21日の上海で行われるショーは中止に
21日に上海で行われるショーは中止。
その後、中国のインターネット通販や免税店からもドルチェ&ガッバーナの商品が削除されているそうです。
チャン・ツィイーもボイコット宣言
日本でも有名な中国の女優であるチャン・ツィイーもSNSでドルガバの商品を購入したり身につけることをしない!と宣言し、21日にゲストとして出演する予定だったショーも中止の前に辞退しました。
中国ではドルガバのスニーカーを切り刻む様子などの動画がいくつも上がっています。
中国の大きな市場を失ってしまったD&G
最近ではブランドの需要が減少していて、中国やロシアなどの人口の多い国が大きな市場となっているそうです。
その中国の市場を失ってしまったドルガバは大きな損失となるでしょう。
コンプライアンスって最近大変だよね
問題の動画だけではこんなに騒ぎにはなっていなかっただろう、と本日放送のバイキング(フジテレビ)でデーブスペクターさんをはじめ、みなさんが言っていました。
世界的なブランドですし、自分たちのセンスをもっと突き通したほうがたしかにかっこよく…というかこんな騒ぎにはならなかった気がします。
今回はやりすぎかもしれませんが、今後その国の文化や伝統をリスペクトした上で、どのようにパロディやユーモアというスパイスを加えて発信していくか、さらなる工夫が必要になってきますね。