子供達にとって夏といえばカブトムシとクワガタ!山へ捕まえに行ったり、また最近ではお店で購入したり…そんな夏の虫界にショックなニュースが飛び込んできました。
なんと3000匹のカブトムシが衰弱死
最近では子供達向けに様々な場所でカブトムシやクワガタを観察できる施設が夏場に登場しています。毎年たくさんのお客さんでにぎわっていますが、今年はどうも様子が違うようです。
かぶとむしど〜むが急遽閉園に
兵庫県市川町に開設されている「かぶとむしど〜む」は22年前から毎年夏のシーズンに営業をしています。たくさんの放し飼いにされたカブトムシとふれあったり、自由に観察できるのが人気の施設です。
しかし、その「かぶとむしど〜む」、今年の7月以降からカブトムシがどんどん弱っていき、この1ヶ月ちょっとでなんと3000匹以上が死んでしまったそう。今月19日までの営業予定でしたが、カブトムシがいなくなってしまったという理由で16日に閉園することが決定しました。
カブトムシが弱ってしまうのは猛暑が原因?
カブトムシは夏を代表する昆虫ですが、もともと夜行性の生き物で、気温が35度を超えると弱ってしまうんだそうです。今年の猛暑はいろんなニュースで取り上げられて熱中症予防のためにクーラーをつけるよう呼びかけられていますが、カブトムシたちにもクーラーが必要なのかもしれません。
ちょっとね、3000匹のカブトムシが死んでしまう前にどうにかできなかったのかなと思ってしまいますが…。
そういえば今年は蚊も少ないんだそう
猛暑の影響で今年は蚊も少ないんだそう。蚊に刺されないのはうれしい気がしちゃいますが、これから毎年こういった猛暑が続いていくとするのであれば、動物だけでなく昆虫までも生態系が変わってくるのか…なんて少しこわくなってしまいます。