ハロウィンが終われば、街はすっかりクリスマス。
クリスマスソングが流れる街を歩いていると、寒い冬も悪くはないかなと思ってしまうくらい大人でもわくわくする季節です♡
クリスマスはキリスト教のイエス誕生を祝う日ですが、子どもたちにとってそれよりも大イベントなのが12月24日の夜にサンタクロースがやってきて、プレゼントを持ってきてくれること。
サンタさんはどこからくるんだろう?どうやってプレゼントを届けてくれるのだろう?と24日の夜のことばかりに目が行きがちです。
そこでふと子どもから「クリスマスはサンタさんの誕生日なの?」と聞かれました。
…クリスマスはサンタさんの誕生日ではないと思うんだけど…ママ、わからない。笑
パッと答えられなかったので、サンタクロースの誕生日がいつなのか調べてみました。
サンタクロースの誕生日は12月6日!
ズバリサンタさんのお誕生日は12月6日とされているようです。
しかしこれは「サンタクロースが生まれた日」ではなく、サンタクロースの起源とされている聖ニコラウスが亡くなった日なのです。
聖ニコラウスとは?
聖ニコラウスは西暦270年頃に実在したギリシャの司教で、貧しい人たちに財産を分け与えたり、子どもたちにプレゼントを届けて、たくさんの人から愛されていた人物といわれています。
その聖ニコラウスが亡くなったのが西暦345年(352年説もある)の12月6日だったことからこの日が「聖ニコラウスの日」と定められました。
ヨーロッパでは12月6日にサンタクロースがくる?!
そのサンタクロースの起源である聖ニコラウス。
「セント(聖)ニコラウス」が「セントゥコラース」「センタクラース」…「サンタクロース」に形を変えたそうですが…。笑
オランダやスイスなどのヨーロッパの国々では12月24日の夜ではなく、12月6日の「聖ニコラウスの日」にサンタクロースがプレゼントを届けてくれるそうです。
実はクリスマスとサンタクロースはあまり関係がないようですね。
聖ニコラウス(サンタクロース)には恐い相棒も
なんと、みんなから愛される聖ニコラウス(サンタクロース)にはなんとも恐ろしい相棒がいるそうです!
オーストリアではヤギの角を持った「クランプス」という悪魔が聖ニコラウス(サンタクロース)の相棒として、悪い子どもたちを懲らしめるというのです。
この時期は「サンタさんがプレゼントを持ってきてくれなくなっちゃうよ?」といったキラーフレーズが使えるので助かりますね。笑
悪い行いをしていたら、プレゼントを持ってきてもらえないどころか、悪魔が来てしまうなんて!
どこの国でもこんな言い伝えがあるなんて、パパママの考えることは国境関係なく同じなんだなあとしみじみ思ってしまいました。
今日は実はあまり知らない、サンタクロースの誕生日についてでした♡
ぜひどこかの機会で使ってくださいね😊